ウニ卵への遺伝子導入法

分子生物学が大きく進展した現在の研究では、ウニ胚への遺伝子導入がよく行われる。 当研究でも、ウニ胚への遺伝子導入は頻繁に行われるが、これには顕微注入法とパーティクルガン法という二種類の方法が用いられている。

顕微注入法は、ガラスで作製した微小な注射針を用いてウニ受精卵に直接DNAやRNAを注射する方法である。 例えば、光るタンパク質であるGFPと核タンパク質との融合遺伝子を作製し、それを鋳型にして作製したmRNAをウニ卵に注射すると、ウニ胚の細胞核にGFPタンパク質の蛍光が観察される。

microinjection1
microinjection2
顕微注入法によるウニ受精卵への遺伝子導入法

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核タンパク質とGFPの融合遺伝子を発現するウニ胚

一度に多数のウニ胚に対して遺伝子導入を行いたい場合は、パーティクルガン法が効果的である。
パーティクルガンというのは、金粒子の表面に導入したい遺伝子を付着させ、これをガスの圧力により噴射し、ウニ受精卵に導入する方法である。

Particle GunGun Shot