未受精卵 バフンウニの卵の直径は約100μmで、透明度が高く、顕微鏡による観察が容易である。
受精卵 受精後、精子の侵入点から受精膜があがり、卵全体を包むように広がる。この受精膜により、余分な精子は侵入出来なくなる。
2細胞期 動物極と植物極とを結ぶ垂直方向の面で第一卵割が起こり、等しい大きさの2個の割球ができる。
4細胞期 第一卵割面と直交する垂直方向に第二卵割が起こり、等しい大きさの4個の割球ができる。
8細胞期 卵の赤道面に沿って水平方向に第三卵割が起こり、等しい大きさの8個の割球ができる。
16細胞期 動物極側は垂直方向に均等に卵割し、植物極側は水平方向に不均等に卵割する。その結果、動物極側に8つの中割球、極物極側に4つの大割球と4つの小割球を生じる。
32細胞期 中割球は水平方向に、大割球は垂直方向に分裂する。小割球はやや斜めに不等割し、大小割球と小小割球とに分かれる。
桑実胚期 卵割が進んで桑の実のような形になる。この頃から分裂の同調性が乱れ、胚の内部には卵割腔ができる。
未孵化胞胚期 胚の表面に繊毛を生じて運動をするようになり、胚は受精膜の中で回転運動をする。
孵化胞胚期 胚は孵化酵素を分泌して受精膜を破り、海水中を泳ぎ回る。
間充織胞胚期 植物極側から一次間充織細胞が分離し、卵割腔に入ってくる。これが後に、中胚葉の細胞となる。
原腸胚(初期) 植物極側の細胞層が卵割腔内に陥入し始める。陥入を起こした部分を原口といい、将来の幼生の肛門となる。
原腸胚(中期) 陥入が進むにつれて、胚の内部に生じた原腸は動物極側に向かって伸びていく。また、原腸の先端から二次間充織細胞が遊離してくる。
原腸胚(後期) 原腸は、先端が前方に傾きつつ、体壁に向かってさらに伸びる。
プリズム幼生 原腸の先端は外胚葉に達し、この部分が口になる。また、原口は肛門になる。また、一次間充織細胞は2カ所に集まり、三ツ矢型の骨片を作る。
プルテウス幼生 骨片の伸長にともなって、4本の腕が伸びてくる。原腸は2カ所でくびれて、食道・胃・後腸の3つに分かれる。